ひきつづき深沢七郎
なんでこんなに惹かれてしまうんだろう。
語り口の哀しみか、家族、地域、時間、あらゆるものがつながる感じ、シンクロニシティか。わかりません、自分でもよくわからないのですが、無知な人々が一生懸命心底一生懸命生きている小説を、たゆたっていたいと思わせるのです。

笛吹川 (新潮文庫 ふ 5-2)

笛吹川 (新潮文庫 ふ 5-2)