2004-01-01から1年間の記事一覧

すきまにはまりこんだ。 きちんとひととむきあうってこと。ちゃんとかんがえていただろうか。むかいあわないとかれのめのなかにわたしはうつらないし、わたしのめのなかにかれをうつすこともできない。 いままでひととむきあうことからにげてきたのかもしれ…

▽読んでみたい本 『原弘と「僕達の新活版術」――活字・写真・印刷の1930年代』 川畑直道 日本の近代デザイン史、探求の旅。 日本デザイン史に多大な足跡を残したグラフィック・デザイナー原弘。彼が戦後に大活躍した前提には、戦前期において、自らの活路を模…

テオ・アンゲロプロス『霧の中の風景』 姉と弟の二人が、ドイツに住むときかされている父親をさがして旅をする。 しかし彼らは本当に父親を探しているのか、宛てもない旅をしているのか。ドイツへと続く鉄道は、ドイツへと二人をいざなわない。レールはドイ…

今日は寒かったですね。 四谷三丁目と曙橋の間にあるうどん屋さん「秋山」に入る。 おいしい!うどんだけでなく、一品料理も丁寧に作られた味。見た目もきれいで、味も工夫されている。ぶりかまと大根の煮物はとろとろ。うどん屋さんなので、お酒あんまり飲…

スネークマンショー「アンソロジー!!!」 80年代の雰囲気なの?昭和軽薄体 っていう文体があるらしい。椎名誠、嵐山光三郎、東海林さだおなどなどの文体を一つのカテゴリーとして捉えた名称らしい。そうか、確かにこの3者のかもし出す雰囲気(イキフン)は…

24日も25日も26日も仕事で、都内やその近郊におりましたが、25日は日本橋へ。夕刻過ぎに帰社するため車で東京駅にさしかかると、暗い中でよくみえないが黒山の人だかり?と思ったら行列ができていた。2ブロックをゆうに一周するくらいの。その先にはミレナ…

武田百合子『日日雑記』を読む。 なかなかスカトロジックな言葉を多用するアヴァンギャルドでおきゃんな感じ。 その下半身的な言葉使いは、かすかににおいたつ野生を感じさせ、伊藤比呂美とどこかつながる感じがするんだなあ。

私が快楽だと思うことは「言葉」にまつわる。あきらかに、快楽は言葉を介する。クリエイティヴで建設的な、あるいはありえないけど気持ちの良い議論。シュールレアリスムのおこなったコラージュ的な言葉遊び。言葉の意味を拡大する、コペルニクス的転回を伴…

目の前のことをただ右から左にながして片付けるだけではなく、もうすこしもうすこしだけ先のことを見据えていかなくちゃいけない。現在のような、ラインの工員で満足していてはいけない。創造的に自分の人生を造形していきたい。主体的に。もうこんなに寂し…

気合を入れなくては。生活がだらけている。自分の時間をすべて闇に葬り去るような適当な時間をすごしてはいけない。やりたいこと、知りたいことはたくさんあるし、やらなくてはいけないこともある。仕事以外の時間の使い方。もっときちんと考えなくてはなら…

ハードディスクを壊してしまった。水星逆行。 オープンリールテープ、アナログテープの面白さ。 眠い、もう寝なくては・・・

宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」 グスコーブドリはカフカ『アメリカ(失踪者)』のカールにどこか似ている。ひたすらそこに居る。気負いすぎず、痛めつけられてもへこたれず、そこに居る。 そして、最後全世界的なひろがりのある場所を手に入れるのだ。 カ…

舞台『フェルディドゥルケ』@シアターχ 座席がほぼ埋まっていたのにびっくり。ポーランド前衛演劇を見にくるひとがこんなにいるのか、それともゴンブローヴィチだからなのか。みなさんどういう理由で見に来ているのか聞いてみたかった。 まず、日本なのに生…

[映画]

アラン・レネ『ノースモーキング』@日仏学院 久々にみたアラン・レネ。たしかに「モンタージュの試み」であることはよく分かった。アラン・レネ的なユーモアにあふれてはいたが、形式先行の映画という印象。アンチ=ロマン的匂いが芬々としていた。 同時通…

[徒然]

横浜線、本数少なすぎる!水炊きを夕飯に作る。柚子胡椒がうまい。

レム・コールハース? S,M,L,XLってなんだろう。読んでみよう。

あら、しはす。 土曜日はやけに予定が重なり合っていたはずで、私は幾つかのプランから一つ選び出さなくてはいけなかった。なのに、私が判断する前に一つずつ可能性が消えていって、一個だけが残った。 ってそんなまだるっこしい言い方しなくてもええやんね…

ゴンブローヴィチ検索でいらした方が数名ほどいらっしゃいました。ありがとうございます。おはずかしいページですみません。 ゴンブローヴィチ東京会議の効果ですね。

トマトとセロリのコンソメスープを作る。トマトとセロリってあうよなぁ。

"PORNOGRAFIA" rezyser(監督) Jan Jakob kolski(ヤン・ヤコブ・コルスキ) 原作Witold Gombrowicz のDVDを見る。 ポーランドのインターネットBookstore Merlinで購入。 字幕なし、ポーランド語一発勝負。最高!大戦中のワルシャワ郊外(という設定だったはず)…

NHKBS2で放送していた吉田喜重の『告白的女優論』を見逃す!!最後の15分だけ気づいてみたのですが、興味深し。撮影が斬新。鏡を多用しているのはきっと吉田喜重の重要な作家性の一つなんでしょうけど、それにしても凝ってる。映画ってカメラアングルに凝る…

先に、擬人法は悲しい末路がまっている時にこそ効果的と書いたけど、元気・陽気な擬人法もあるだろう。 『ガルガンチュア』とかどうなんだろう?ちゃんと読んでないから分からないけど…。 あと、猫、か。内田百輭の贋作も含めて。

森崎東『ニワトリはハダシだ』@イメージフォーラムやられた!劇場を出たあとドタマをガツンとやられたような衝撃が残っていた。すごい、おもしろい!エネルギーが溢れてる。 物語は図式的というかゴツゴツしていたけど、描かれる人間のパワーが凄い。荒波く…

先日の自分の日記のタイトル「好きスキル」。人を好きになるスキルっていう意味に取れるなぁと。そんなスキル(態度としての)、身に付けたい。スキルって言うと冷たい感じがするけれど、生まれて体験するものすべてがスキルになり得ると思う。その中で「人…

具体的なスキルが増えるのはとても嬉しい。手順がチャート化できるような、そういうスキル。昨日は、編集室でテープコピーをする仕方を教えてもらう。単純にコピーするだけだけど、編集機を少し触れる。カラーバーの必要性なんて、今まで考えたこと無かった…

口の右側の辺りが、最近しびれているように感じる。痙攣というには小刻みで、痛くも痒くもない、違和感だけがほんの少し。何かのシグナルなのだろうか?ウサギの毛皮をもらった。仕事でつかった残りのもの、なんだけど。お腹は白く、背中、横腹は白も混ざっ…

▽借りた本 『針穴写真を撮る やわらかい光、ゆるやかな時間』田所美惠子 『同潤会に学べ 住まいの思想とそのデザイン』内田青蔵 『シンクロニシティ』F.D.ピート著、管啓次郎訳 『奈良原一高 昭和写真 全仕事』

体は丈夫な方なので、風邪を引くと日常の健康のありがたみをひしひしと感じます。いつもとは比べ物にならないほど疲れやすくて、近くの図書館で精一杯。

行かねば。三里に灸をすえて。ってほど遠くない。電車でおうちから一時間…、と三十分くらいはかかるかな。 明日は仕事がお休み…なのに、風邪をどこからか頂いてしまいました。周囲を見渡しても心当たりがなく、落ち度は無いはずなのに(って風邪を引くのには…

一般的に言われる国家予算とは、一般会計予算のことを指す。