2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ナボコフ『ロリータ』の書き出し ロリータ、わが生命のともしび、わが肉のほむら。わが罪、わが魂。ロ、リー、タ。舌のさきが口蓋を三歩すすんで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ。リー。タ。 これは大学の授業でN先生が朗読してくれた箇所だった。変態を標榜す…

今年最後のはてなダイアリ更新かもしれません。2003年は、私にとって色々あった年でした。とても辛いこともあったけど、比較的発展の年だったと思う。初めてあった人々もたくさんいて、その人たちの多くは愛すべき人たちで、知り合えたことを本当に嬉しく思…

修論提出まであと一月ほどになってしまった…!!いま興味があるのは、RFE/RLである、ゴンブローヴィチが1955年ころ、『アルゼンチン放浪』というテキストを寄せて給料(研究助成金)をもらった短波ラジオ放送局である。アメリカCIAが公的資金を使って、ソ連…

シャンソン

*[徒然] ROLLYさんのシャンソンコンサートに行ってきました。男の人の最大の魅力は色気です!!ROLLYさんのシャンソンはほんとうに色っぽい!!「おおシャンゼリゼ」の公園通りバージョンに歌われている失恋した男の歌、ラストダンスは私と、などなど、どこ…

屈辱の飲み会が終わったあとにメールが送られてきた。君と一緒に楽しい時間をすごしているのが今一番楽しいっていう文面が書かれていた。あれ、たまたまワタシと行っていただけなんじゃないの?って思っていたんだけど、違うのかなぁ。開花していくところを…

カフカ『審判』。 主人公Kは、被告人でありながら、探偵にならざるを得ない。 朝目が覚めると昨日とは違う空気の中に自分がいることに気づく。違う空気の中での振る舞いは、おのずと探偵的になってしまう。いったい何が起きたのか、周囲に聞いてみるも「や…

きちんと誰かに愛着を持つ...私もふつうに出来るようになりたい。 っていうか、愛着を持つことを許してくれる相手を見つけなくてはいけないのではないの?…うーん、それはちがうな。いつもワタシはそこから始めようとしてしまうからダメなのよ。愛着を持…

『ボスニアの青い空』を恵比寿の東京都写真美術館にて見てきました。 ポーランド、ドイツ、 の共同作品で、エンドロールにはポーランド系の名前が多いように見受けられた。ワルシャワの映像も見れたし^-^。ストーリーはいささか幸運すぎるようなきらいがあっ…

平林初之輔が探偵小説に物申しているらしい!と新聞の書評欄で発見してから、初之輔の文藝書評を探していました。大学図書館でコピーしてきたものを読んでいます。

このあいだ、一年ぶりに大学院の授業へ参加。そんなダメ学生でも暖かく受け入れてくれた先生方、みんなに感謝。(それだけワタシ期待されていないってことだが)探偵小説の要素と題して、探偵小説ではない要素を発表するという支離滅裂なものでしたが、終わ…

今日はバイト先のIさんの送別会でした。 人とのコミュニケーションって難しくて奥が深いなぁと思った数時間でした。 すごく居心地のいいバイト先で、みぃんな本当に大人。人を上手に褒めることが出来る人、すごいなって思う。

ユーゴスラビア

『戦争広告代理店』は面白いよ!

来年度の身の振り方が決まりました。とても不安だらけではありますが、肩の力を抜いて、決まったことはやるしかない。そのまま安住するつもりはないし、来年一年はスキルを向上させ、ネットワークを広げる年に出来たらベストだな、と思います。 それにしても…

[徒然]

牛飼い守りわれわれながらバカなこといったなあと思ったこと。 2年ほど前、お世話になっているN先生が海外へ長期出張することになった。 そのとき、みんなでお守りを渡そうということになって、代表で私が買いに行くことになった。近くの平野神社や北野天満…

まず、レジュメを作ろう[ゴンブローヴィチと探偵小説]ヴォイチェフ・カルピィンスキ『ゴンブローヴィチ的空間』から引用 語り手は、あたかも世界が開かれた意味の帳簿[大型の本]であるかのようにふるまう。私たちはただ、習得するだけ、厳密に言えば読む…

きょうは・・・

絶対修論すすめる! これから、やります。 それだけ宣言しにきました。 無理やりでも書かなくちゃ。

[徒然]

両国のシアターXにて、タデウシュ・カントル『ヴィエロポーレ、ヴィエロポーレ』の上演記録映画を見にいった。雨のふる寒い日に夕方、両国まで出かけるのがどうも億劫で、到着が開始45分オーバー。それでも、十分映像を楽しみました。カントルの演劇って初め…