きちんと誰かに愛着を持つ...私もふつうに出来るようになりたい。
っていうか、愛着を持つことを許してくれる相手を見つけなくてはいけないのではないの?…うーん、それはちがうな。いつもワタシはそこから始めようとしてしまうからダメなのよ。愛着を持っていいよってだれかに許してもらわないと何も出来ないの?修論の対象を決める時もずっとそれでウダウダしてたよね。でも半年休学して、対象には無理やりでも自分から近づいていくものだって分かったんでしょう?1年のうちに無理やり近づいて、ポーランド語初めてさらに近づいて、でも、最終的なところでは腰がずっと引けてて。スタートラインでお行儀よく止まって、相手からのGOサインを待つのは本末転倒。そうじゃない、こちらからどんどん突き進んでいかないとダメなんだよ。
それは今回も同じ。パートナーとして誘われて、その誘いには堂々と乗った。当初自分が相手にとっては割引チケット(カップルは男性一人よりも安くなるから)としても有効であり且つ、見知らぬ世界に連れて行ってもらえるというところに惹かれたのは確かです。お互いの利害が一致していた。(いや、奴のズルイのは、「あなたにとっていい話ばかりです」という風に話をする所だ)
でも、徐々にワタシの気持ちがその人のことを知ること、その人と話をすること、その人を触ること…と変化していってしまって…。
相手は、ワタシが開花されていくところをみるのが何よりも楽しいなんていってくれるけど、そんなの口先のことだって分かってる。いや、それよりも私との楽しみ方が傍観者的でしかないことが悲しい。一緒に楽しもうよ、じゃないんだよ?きっとそこを問えば、だって俺にはカミサンいるし、君は同じ会社にいるからヘタなことはできない、ってことになるんだろうなぁ。成り行きで一緒に楽しむこともあるかもしれないけど…くらいの気持ちではいてくれているんだろうか?どちらにしても、やっぱりワタシは、ただの割引チケットなんだよね。
彼は甲斐性があるというか、外面がいいというか、私のことを心配している振りがお上手(それに支払いは殆ど彼がしてくれるのです)。その心配の素振りに惑わされている私も私だ(無事に帰宅できたか確認の電話をくれるんだよ?彼は本当に大人です)。彼に連れて行ってもらう世界は確かに今まで見知らぬもので、それなりに面白かったりもするけど、最近はなんだか空しさばかりが募ってくる。そこにやってくる人はワタシよりも大人で、結婚していたり、特定の相手がいる人が多い。私の知らない人間関係を一通り終了した後で集っているように思う。その場所に、難しい人間関係を経験する場を求めてくる人はいないのです。始めから刹那の楽しみだけを求めてくるのです、きっと。
何よりもいま切ないのは、彼への気持ちを抑えこまなくてはいけないこと。二人で人間的な話をする時間があれば、もっと余裕をもっていられたと思う。でも実際、周囲に気を遣わなくてはならなくて、個人的な話が出来ず、かといってハプの場だと素直に振舞えず、他の人と楽しみなよって素振りをして、率先して自分から違う人へと進んでしまう(←これでいつも失敗するんだよね恋愛)。彼にいつももっと自分に自信を持ちなよって言われるのですが、じゃあ自信を持ってアンタに詰め寄ってもいいの?それって契約不履行でしょう?
自信ってどうしたらもっているってことを示せるのかな。褒められるのが好きじゃないから、かわしているだけで、別に卑下しているつもりは無いんだけど…。自己完結にだけはなりたくない。自爆だけは避けたい。そのためには、時間をかけて少しずつ彼に近づいていくしかないんだと思う。でも、状況が普通じゃない、お互いが違う相手と絡み合っているのを、ニコニコ眺めなくてはないけない。そんな状況で、しかも個別に話す暇も無くて、どうやって近づけるんだろう?せめて楽しい友だちに、なれるだろうか?私の力量で?ワタシの持ち味は大勢の中で発揮されるものではなさそうだし、経験豊富な人たちの中ではインパクトなんて持ち得ないよ‥。うーん、そうか、もっと初々しく、一生懸命になればいいのかしら。いっちょ前の振りなんてしないで「かわいい」って年上のお姉さまから言われていたらいいのだろうか?
彼氏いません、もう数年もいません、まともに向かい合って恋愛したことありません、なんて人はあぁいうことを戯れには出来ないんじゃない?
なんて書いてみたけど、それでも彼は魅力的で、もっと知りたいという気持ちを抑え込んで関係を破棄するのはできそうにない。ただ自分が怖いのは、いつか爆発して自らめちゃくちゃにしてしまうのではないかということ。彼が大人なだけに、時に自分の子どもさが目立ってしまって本当に情けない(彼には年の差ゆえに範疇外にされているようだし)。かといって、大人ぶっている自分に気づくと、恥ずかしくなる。
でもさぁハプ2,3回目のアフターはよかったよねえ。いろいろ話を真正面ならしてくれたって気がするよね。また、ああいう時間が持てると、すっごく嬉しいんだけどなあ。

一読して、付け加えなきゃって思ったことがひとっつ。
彼にも、いろいろと大変な問題があること、それを少しだけ聞かせてもらっていること。
仕事に向かう姿勢、最高に素敵です。その真摯さゆえに周囲に厳しくなって不満が出る、その気持ちは分かる、でも家庭のことに較べたらまだよくある話だとも思う。ちと、自主規制。言葉にするの、やめました。
家庭の問題って私には雰囲気すら分からない、携帯の待受に奥さんの写真使っているんだから(美人でした!)、絆は固いんじゃないのかな。
彼には、ホント幸せになってもらいたいです・・・・・(/_;)ワタシが幸せにしてやるって言いたいけど…それはありえないよね(;_;)
む〜。ワタシは修論をちゃんとばーんと提出して、来年度から仕事もがんがんやって、もっともっと大人になるのだ!(結局こういう結論。バカだね)